2009年10月04日

大和世(やまとゆー)14

金武町金武 忠魂碑
金武町役場の裏手(北東)、雑木林に放置された忠魂碑

建立年月は、背面に彫られていましたものの、残念ながら失念しました。
揮毫の陸軍大将は在郷軍人会の会長であり、在任期間中の昭和6年~12年の間に建立されたものと思われます。
台座は化粧モルタルに包まれ、海軍の錨と陸軍の五芒星を桂冠が巻く。 在郷軍人会徽章にも似た凝った意匠を戴き、建立には多くの寄付が寄せられた事がうかがえる。

此処には別件、第22震洋隊の事を調べに赴き、周辺を再々徘徊した際、偶然目に入った。
訪れる人も無く、枯れ枝や落ち葉が散らかる状態、少々片付けて撮影しました。
碑の正面には石段が設えられているものの、上部の10段程度を除き、下20数段は削り取られて平地となり、民間の作業場の一部となっていた。
文献への記載も見られず、今後、町はどの様に扱って行くのか気に掛かります。

 金武の忠魂碑
礎石には、五芒星と錨に、剣と盾を組み合わせたレリーフ、帝国在郷軍人会の徽章があしらわれている。
大和世(やまとゆー)14

地図はこちら

※建立:昭和11年12月※


タグ :金武町

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Posted by 酉 at 12:00│Comments(0)慰霊碑
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