沖縄に潰えた軍旗 130
歩兵第22聯隊 130
通称号 山3474部隊、第24師団 歩兵第22聯隊の軌跡
(殊闘 / その17)
昭和20年5月26日の日中、敵は上空偵察により日本軍の部隊移動を察知していた。 敵が発見したのは先発隊となった輜重隊の物資、女子挺身隊を含む支援部隊の南下行軍であった。 しかし敵は、部隊の交代が行われているものと分析し、日本軍は首里を最期の砦として死守するものと考えていた。
(第62師団司令部(石1882)も26日の移動と云われる)
翌27日の薄暮、首里の第32軍司令部(球1616)は南部への移動を開始した。 司令部は5コの梯団に分かれ、司令官は21時頃、豪雨下の首里を発ち、擾乱射撃を受けながら
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