2025年01月02日

碧血の島 迎春

迎春 2025年
穏やかな日和の東京、令和7年 正月の空の下にて。

令和7年の元日、特異日でもなかろうが、今年も東京の空は晴れ渡り、西寄りの風も穏やかな一日であった。 低気圧が日本の東へ抜け、気圧傾度も緩みだしたものと見られる。 所用で近隣を歩いたが、路上の落葉、出歩く人は思いの外多かった。
斯様、のんびり過ごした元日ながら、明朝(本日)より用務にて移動、岡山県の水島向け発たなければならない。 そして5日まで用務にあたり、例年取り休日中の就業は、代休として沖縄での活動へ充当される。

さて、昨年・一昨年と「歩兵第22聯隊の項を脱稿致したく・・・」などとのたまわりながら、更新ゼロのザマでした。 生業に追われていたこともありますが、その生業にも終止符を打つ時が見えてまいりました。 そして「生業に終止符を打つ」=「沖縄での実踏も終止符」、これが自然の流れであり、今後の渡沖の機会も数えるほどになったと考えております。
年間の渡沖日数は、ここ数年は熱のあった時分の約半分。 一日の踏査も明日に備え、6時間程度に抑えるなど、オッサンの体力・回復力は凋落の一途。 斯様な有様からいわゆる「終活」として、筆者の手にした資料については今後、機会を見て地元の団体へと引継ぎ、適切な対応を期待しようと考えております。

閑話休題
可能な限りこの先も、沖縄に斃れた20万の御霊の影・陰を追いつつ、沖縄戦史の行間を辿りたいと思ひます。
新年の抱負、お知らせと併せ、お正月の挨拶を申し上げます。

 令和6年の寒緋桜
昨年、一昨年と同じ1月中旬、八重岳 野戦病院入口附近の桜。
令和5年より更に寒気の南下が遅く、1~2分咲きの花模様でした。
寒緋桜と八重岳山頂

 八重岳
野病入り口から見上げる山頂
全くの開花前、ぼちぼちと緩んだ蕾が見えます・・・。
令和6年の花模様
  


Posted by 酉 at 12:00Comments(1)雑 文