2021年03月10日
碧血の島 42
東京都平和の日 2021年
東京都が不戦を誓い制定した条令、
昭和20年3月10日未明、東京を襲った米軍の無差別空襲に因む。
今日は都条例に基づく東京都平和の日であり、本所 横網町公園の 東京都慰霊堂 では、春季の大法要の営まれたことであろう。 時節柄、式典は一般の参列なしで行われ、筆者も昨日、閑散とした慰霊堂を訪問し香華を手向けた次第である。
今朝の東京では、晴れ空の下に緩やかな季節風がそよいでいる。 遡ること76年、強い季節風は敵に与し防空体制は遅れ、火焔を煽ったと云われる。 今年で敗戦より76年を経て、昨日も本所から 三筋町 辺りまで歩いたものの、方々で代替わりが進んでいるように見られた。
今年で阪神・淡路大震災より26年が過ぎ、明日で東日本大震災より10年、更には数年(2023年9月)で関東大震災より100年を迎える。 一方、未だ継続中の2回目の「宣言」は、我々が今以て災禍の中にある事を示している。 来月7日には、初回の「宣言」発出より1年を迎えるが、交錯する継承と忘却と慣れ、そしてSARSを対岸の火事としたツケが、10数年を経て回って来たものと筆者は考えている。
横網町公園
慰霊堂は鉄筋コンクリート製の近代建築ながら、時を経て都の歴史的建造物に選定される。
どこかの「シロ」の木造への拘りなど、愚かなことと筆者の考える所以でもある。
慰霊塔
慰霊堂の背後に附帯する三重塔(慰霊塔)、下層は約6万の眠る納骨室(納骨堂)となっている。
東京都が不戦を誓い制定した条令、
昭和20年3月10日未明、東京を襲った米軍の無差別空襲に因む。
今日は都条例に基づく東京都平和の日であり、本所 横網町公園の 東京都慰霊堂 では、春季の大法要の営まれたことであろう。 時節柄、式典は一般の参列なしで行われ、筆者も昨日、閑散とした慰霊堂を訪問し香華を手向けた次第である。
今朝の東京では、晴れ空の下に緩やかな季節風がそよいでいる。 遡ること76年、強い季節風は敵に与し防空体制は遅れ、火焔を煽ったと云われる。 今年で敗戦より76年を経て、昨日も本所から 三筋町 辺りまで歩いたものの、方々で代替わりが進んでいるように見られた。
今年で阪神・淡路大震災より26年が過ぎ、明日で東日本大震災より10年、更には数年(2023年9月)で関東大震災より100年を迎える。 一方、未だ継続中の2回目の「宣言」は、我々が今以て災禍の中にある事を示している。 来月7日には、初回の「宣言」発出より1年を迎えるが、交錯する継承と忘却と慣れ、そしてSARSを対岸の火事としたツケが、10数年を経て回って来たものと筆者は考えている。
横網町公園
慰霊堂は鉄筋コンクリート製の近代建築ながら、時を経て都の歴史的建造物に選定される。
どこかの「シロ」の木造への拘りなど、愚かなことと筆者の考える所以でもある。
慰霊塔
慰霊堂の背後に附帯する三重塔(慰霊塔)、下層は約6万の眠る納骨室(納骨堂)となっている。
Posted by 酉 at 12:00│Comments(0)
│雑 文