2012年01月19日
断末魔の島尻 54
糸満市与座 与座の師団司令部跡 1
糸満市与座 与座集落の背後に延びる、与座岳北西の嶺。
その雑木林中に遺る戦火の記憶、第24師団司令部の跡。
この与座集落の程近く、与座岳の北西嶺を歩んだのは、ほんの思い付きからであった。 豊見城/那覇の境界を踏査、そのまま山巓毛、糸満漁港周辺を散策。 その帰り掛けに思い立って踏み込んだ次第。 県鉄糸満線の路床跡、それを辿っていた際、与座集落に迷い込んだ事による。 今では考えられないが刻は既に15時を回り、汗ばんだ初春とは云え、風は冷たくなっていた事を覚えている。
位置概略は後日、地図上に示すも、戦前から続く集落、与座集落のいわゆる背面である。 集落の南側に連なり、住宅にも程近い山嶺だが、険しい岩山と戦火から復した森が繁栄する。 この日、初春ながら日中の気温は上がり、緑深い森からは、蛙の鳴き声も聞こえいた。 蛙が鳴くと云う事は、それを捕食する方も活動を開始なさる。 それは充分に考えられる事ながら、この時は多寡を括っていた、今更ながらそう思ふ出来事があった。
与座の高台より西方
与座集落の高台から望む、糸満の市街地。
遠方左手の緑はロンドン杜、国吉の高台。 そして中央やや右手には、潮崎の埋立地、市庁舎の四角い建屋が見える。

糸満市与座 与座集落の背後に延びる、与座岳北西の嶺。
その雑木林中に遺る戦火の記憶、第24師団司令部の跡。
この与座集落の程近く、与座岳の北西嶺を歩んだのは、ほんの思い付きからであった。 豊見城/那覇の境界を踏査、そのまま山巓毛、糸満漁港周辺を散策。 その帰り掛けに思い立って踏み込んだ次第。 県鉄糸満線の路床跡、それを辿っていた際、与座集落に迷い込んだ事による。 今では考えられないが刻は既に15時を回り、汗ばんだ初春とは云え、風は冷たくなっていた事を覚えている。
位置概略は後日、地図上に示すも、戦前から続く集落、与座集落のいわゆる背面である。 集落の南側に連なり、住宅にも程近い山嶺だが、険しい岩山と戦火から復した森が繁栄する。 この日、初春ながら日中の気温は上がり、緑深い森からは、蛙の鳴き声も聞こえいた。 蛙が鳴くと云う事は、それを捕食する方も活動を開始なさる。 それは充分に考えられる事ながら、この時は多寡を括っていた、今更ながらそう思ふ出来事があった。
与座の高台より西方
与座集落の高台から望む、糸満の市街地。
遠方左手の緑はロンドン杜、国吉の高台。 そして中央やや右手には、潮崎の埋立地、市庁舎の四角い建屋が見える。

Posted by 酉 at 12:00│Comments(0)
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